インターネットが普及した現在、「興味のあること」「知りたいこと」は、「まずインターネットで調べる」ということが当たり前の時代となり、「歌ネット」での歌詞閲覧数も、毎日140万曲以上、年間5億曲以上もの歌詞が見られています。
とくに、音楽という分野においては、消費者の購入形態が多様化していることもあり、今や、音楽情報の入手はテレビよりインターネットが中心と言われています(10代20代ではすでにテレビを見ている時間より上回っています)。音楽情報サイト等で情報を収集し、やがて、インターネット上の「口コミ」となって波及しヒット曲が生まれる…。という現象が増えており、現在では、TwitterなどのSNSで自ら情報を発信する人は、8.000万人を超えていると言われています。 企業がこれらのインターネット情報を、営業やマーケティングなどに利用しないことはチャンスロスとも言えます。

 2009年5月から提供を始めた「歌ネット情報分析サービス」は、Ver.2になって機能が強化されました。
約190.000曲の歌詞データと20.000アーティストの、日々の歌詞閲覧情報を活用した、全く新しい音楽情報分析サービスで、グラフなどを活用して分析結果をデータ化することができる、音楽業界に特化した企業向けサービスです。
これまでの、パッケージCDや着うた等のセールス分析とは異なり、発売前や先行配信などの歌詞が、どの様に興味を持たれ推移していくかという分析が可能です。また、「歌詞が支持されているアーティストの順位」を、自社だけでなく他社も含めレーベルごとに見る事ができたり、「アーティストごとにどの楽曲の歌詞が支持されているのか」を、リリースされている全楽曲を対象に見ることができたりと、これまでとは視点の異なった分析も可能です。

 プロモーション戦略の策定、広告やキャンペーンの支援や分析、効果測定など、インターネットを利用して「いつでも」「何処でも」入手できるリアルな分析情報を無料でお届けしております。 「歌ネット」がこれまで蓄積してきた情報を提供することで、ただ単に「歌詞検索サービス」という範囲にとどまらず、「歌ネット」が持つポテンシャルと可能性を拡げてゆくことによって、音楽情報サービスの発展に少しでも寄与することが、私たちのミッションだと考えております。
 
 是非、この「歌ネット情報分析サービス」Ver.2をマーケティングツールとしてご活用頂ければ幸いです。

2015年9月1日 「歌ネット」運営会社 株式会社ページワン 


アーティストのコアなファンが購入するアイテム。近年、イベント参加券が抜き取られ、新品のまま転売される現象が起こるほど、音楽以外の部分も重視されつつありますが、中高年層では今でも楽曲やアーティストの魅力で継続ヒットするケースが見られます。
 
楽曲やアルバムの音源(あるいはサブスクリプション型チャンネル)が気に入ったので購入する手段。楽曲が人気の場合、このチャートでロングヒットが生まれます。
 
無料で音楽映像を楽しめる手段で、テレビ以上に依存している若い世代も多く見られます。楽曲面に加え、PVでの振り付けやストーリーなど、ビジュアル面もチェックでき、自分で投稿することも可能です。ただし、CDで強い男性アイドルグループや、ベテランアーティストの旧作など、公開されていない映像も多数存在します。
 
無料で歌詞の内容をチェックできる手段。ほぼ全ジャンルの新曲が手軽にチェックできる為、ネットやテレビなどメディアに露出した直後、アクセス数が急伸することも頻繁にあります。また、若い世代に人気なので、CDチャートより一足先にネクストブレイク傾向が見られます。
 


  TV番組やCMスポット、またネットニュースやラジオのオンエアなど、様々な形で音楽(およびその付帯情報)が流れた際に、この「歌ネット情報分析サービス」から歌詞閲覧数のデイリー推移を見ることで、そのメディア効果を測定することができます。
もちろん、CDセールスや着うたなどの音楽配信のデイリー推移でも、その楽曲の効果を測定することが出来ますが、歌詞検索サイトでは、「購入」よりも前段階の「興味がある」ファンの数を捉えることが出来、より早期に、より幅広くそのヒットの可能性を知ることができます(右図ご参照ください)。
また、発売前の商品や以前に発売されていた廃盤商品の場合は、そのCD発売を促進する資料となり、さらに、ヤング層に人気のアーティストや楽曲の場合は、音楽配信に注力することが可能です。なお、CD発売前から歌詞掲載がされている場合は、アクセス増が現れたことを、早期からのプロモーショントークに活かせるので、CDや配信の初動セールスに拍車がかかることが期待できます。
   
  レーベル内に数多く所属するアーティストには、歌詞、メロディー、演奏スタイル、容姿、年齢など様々な引き出しがあると思われますが、大規模な人気投票などがない限り、全アーティストについて、その魅力を数値化することは困難です。
その点、この「歌ネット情報分析サービス」を使えば、これまでのセールス実績に比べ、アクセス数の高いアーティスト、つまり「歌詞」が魅力的なアーティストが、更には、その中で「歌詞」が支持されている楽曲が一目瞭然となります。この結果をもとに、このアーティストの「歌詞」に特化したプロモーションを、自信を持って取り進めることができます。
また、各アーティストを支持しているファン(マイ歌ネット会員)の男女比や年齢分布を併せて見ることで、、そのファン特性自体を各メディアにアプローチする際の資料として、またそのプロモーショントークとして活用することができます。
 

推薦人:臼井 孝(うすい・たかし)
1968年京都市生まれ。93年、京都大学大学院理学研究科修了後、化学メーカーに就職するが、より人生を満喫したいと思い97年に広告代理店に転職し、音楽マーケティングに従事。その後、05年に音楽コンサルティングを主たる事業とする「T2U音楽研究所」を設立。また、普段の市場分析の延長で、『ノエビアCM HITS!』、『エンカのチカラ』など企画CDの監修・選曲を手がけたり、ペンネーム・つのはず誠として、日経エンタテインメント!や共同通信社で連載執筆を担当。趣味は、30年来の各種チャート分析と、全国のCDショップを巡って「買う」と「買わない」の間にいるお客様を観察すること。


   
 

歌詞サイト「歌ネット」における、一般ユーザーによる歌詞閲覧データを利用し、歌詞閲覧という観点からのアーティスト分析やプロモーションの効果測定、さらには、マーケティングにまで利用することができる音楽業界向けの情報サービスです。近年、「歌詞をきっかけにしたヒット曲」が増え、「歌詞の善し悪し」「歌詞の訴求力」が、ヒットのための大きな条件のひとつとなってきており、また、一方、「歌詞に注目させるプロモーション」も有効な手法として認知されてきています。

「歌ネット 情報分析サービス」では、「誰の、どの曲が、いつ、どれくらい見られたのか」という楽曲ごとの歌詞閲覧数はもちろんのこと、期間を設定しグラフ化することも可能で、他媒体でのプロモーション施策が、歌詞閲覧数にどのように影響しているのかまでがわかります。

 
   
  簡単な会員登録だけで、すぐに、無料でご利用いただけます。  
   
  ・各レコードレーベル別「歌詞閲覧数・アーティストランキング」(全レーベル)
・各アーティスト別「歌詞閲覧数・楽曲ランキングTOP100」(全アーティスト)
・楽曲別「歌詞閲覧数・推移」(グラフ化・印刷可能)
・アーティスト別「歌詞への興味によるユーザー属性」
・アーティスト別「歌詞への興味による『このアーティストも好き』」


  ・ターゲットとするマーケット(競合アーティスト)の分析
・プロモーション計画の策定
・プロモーション、宣伝・広告等の効果測定
・担当アーティストの分析
・担当アーティスト、新曲の推移、動向調査
・ヒット曲、プロモーションタイミングの分析
・歌詞が支持されているアーティスト、楽曲の分析
  ・アーティスト別「歌詞表示用リンクコード」の一括ダウンロード
・「歌ネット」未掲載歌詞の登録申請(掲載開始日の指定も可能です)
・「音楽ニュース」の掲載申込
  ※本サービスによる分析結果等の情報に関しては、ご自身の責任においてご利用下さい。
※本サービスによってご利用いただけるデータ分析は、あくまでも「歌ネットでの歌詞閲覧数」という観点でのみの情報となります。
歌ネット分析サービスマニュアル(PDF1.8MB)


   
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